
この記事では分詞構文を説明していくよ

いきなり ing とか過去分詞で文が始まるあれね。

うん。
こんな感じのやつ。
例1:Playing basketball, I got injured. (バスケをしていた時にけがをした。)
例2:Written in Greek, this book is hard to read.(ギリシャ語で書かれているから、この本は読みにくい)

分詞構文を使った文章が作れる・読めるように説明していくよ
現在分詞を使った分詞構文の作り方

まずは分詞構文を使った文章の作り方を説明するよ
基本はとにかく省略!です。
例:Because I was busy, I couldn’t go out.(疲れていたので外出できなかった)
この例文をつかって、分詞構文の作り方を説明していきます。
分詞構文を作るときはとにかく省略しまくる

3ステップで分詞構文を完成させます
ステップ1・接続詞を省略
Because I was busy, I couldn’t go out.
まずは接続詞(Because)をバッサリ省略します。
I was busy, I couldn’t go out.
ステップ2・主語を省略
I was busy, I couldn’t go out.
主節と従節の主語が同じなら、従節の主語も省略します。

従節=接続詞~コンマまでの部分
主節=コンマ以下の部分
と思ってもらえればオッケーです。
コンマで区切った前後の文を見比べて、主語が同じなら、先に出てきた主語を省略。
今回は主語がどちらも I ですので、最初に出てきた I を消します。
was busy, I couldn’t go out.

ちなみに、主語が主節従節で異なる場合は省略できないよ。
そういったパターンは独立分詞構文とよばれます。
ステップ3・先頭の動詞をing形にする
was busy, I couldn’t go out.
先頭に残った動詞をing形にします。
be動詞なのでbeingですね。
Being busy, I couldn’t go out.

完成です。
分詞構文の作り方まとめ
1・接続詞を省略
2・従節の主語を省略
3・先頭に残った動詞をing形にする
分詞構文の読み方
分詞構文を読むときは想像力を働かせよう
接続詞も主語も省略なんて乱暴じゃない?と思うかもしれませんが、結構分かるものです。
たとえば先ほど作ったこの文章。
Being busy, I couldn’t go out.
単語だけを拾っていくと「忙しい、出かけられなかった」って感じですね。
ちょっと想像すれば、【忙しい(理由)→出かけられなかった(結果)】という因果関係が想像できそうです。
また、分詞構文で省略する接続詞は大体決まっています。
この4パターンを押さえておけば、読解上で困ることはあまりないかと思います。
分詞構文が表す意味は、基本的にこの4パターン。
1・付帯状況「~しながら」
2・時間「~している時」
3・連続した動作「~して(それから)~する」
4・原因、理由「~だから」
因果関係が分かりにくい分詞構文の文章では、あえて接続詞が残されることもあります。
伝わらなければ意味がありませんからね。

分詞構文を見た時、省略された接続詞・主語がなんだったのかを考えてみると理解が深まるよ
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