
be to 不定詞って、見た目同じなのに意味が5つもあるのズルくない???

まあ気持ちは分かる。
でもね、「正確に和訳せよ!!」って場合でもなければ「~する・~することになっている」にしとけば大丈夫だよ
不定詞(to do ってやつですね)は基本的に未来志向です。
不定詞については、こちらの記事を参照ください。
なのでbe to 不定詞も、「~する・することになっている」って感じのざっくり未来志向という理解でオッケーです。
暗記はビートたけし
be to不定詞の暗記には有名な語呂合わせがあります。
いくつかバリエーションはあるようですが、絶対出てくるのがビートたけし。
「ビートたけしは業界人」で説明します。

縦読みしてね
ビートたけし→be to 不定詞
は
ぎ→義務
よ→予定
う→運命
か→可能
い→意志
じん
若干字余りですが、うまいこと全要素を網羅していますね。
私自身、受験生時代は全く知りませんでした。
英語の暗記で語呂合わせなんてあるんですね。
予定「~するはずである」
She is to come here by six. 彼女は6時まにここにくるはずだ。
・by six (6時までに)のような、未来を表す語と共に使われることが多いです。
義務「~するべきである」
You are to leave here. 君はここを去るべきだ
可能「~できる」
Not a sound was to be heard. 物音ひとつ聞こえなかった
・受動態で使われることが多い。
・no, not など否定語と共に使われることが多い
運命「~する運命である」
They were never to meet again. 彼らは二度と会わない運命だった

be to の間にnever が入り込んでいるね

うん
否定語はtoの前に置くのが基本だからね
不定詞での否定語の場所
基本的には to の前にnot を置きます。
例:I tried to see him.(私は彼を見ようとした)
例:I tried not to see him.(私は彼を見ないようにした)
この not はto see him を否定しています。
ちなみに、try to see him を否定したければ、フツーの一般動詞の否定文にすればオッケーです。
例:I did not try to see him. (私は彼を見ようとはしなかった)
意志「~しようとする」
He must study hard if he is to succeed.
もし彼が成功しようとするなら、一生懸命勉強しなければならない
・if~という条件を表す節でよく使われる。
まとめ
be to 不定詞が英語の長文に出てきたときは、「5つの意味、なんだったかな・・・??」と立ち止まるよりは「はいはい未来のことね!!」って感じでスルーして大丈夫です。
とはいえ、文法問題や和訳問題で出題されることもあるかもしれません。
「ビートたけしは業界人」で「義務・予定・運命・可能・意志」を覚えてみてください。
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