英語の仮定法をさっくり解説・直説法との区別は動詞に注目!

英語の勉強

この記事を読むとわかること

・英語の「仮定法」とはどのようなものか

・「直説法」と「仮定法」の見分け方

「ifがあったら仮定法」とは限らない

A:明日になったら教えてあげるよ。

B:私が鳥なら飛んでいくんだけど。

A・B二つの文を英訳したとき、仮定法で表現されるのはどっちでしょう?

どっちも「~なら」って仮定してるから、両方とも仮定法じゃないの?

仮定法で表現するのはB!

Aは直説法が適切だね

仮定法→妄想を表現

直説法→事実を表現します。

仮定法は妄想

日本語は、現実も妄想も区別せずに表現できる言語です。

先ほどの文を例にとると、

「私が鳥なら~」という前提は、常識的に考えて起こりえないこと(=妄想)です。

それに対して「明日になったら」という前提は、起こりうる現実です。

このように、日本語の「~なら」という文章が事実なのか妄想なのかは、文の内容の整合性から判断するしかありません。

しかし英語の場合は、話し手の妄想か事実かを判別する明確な方法があります。

直説法・仮定法

簡単に言うとこうなります。

直説法=現実に起こることを伝える表現方法。現在形を使う

仮定法=妄想過去形を使う。

直説法

 鳥が I am a bird. と言ったら間違いなく事実。直説法ですね。

とり
とり

 I am a bird.

仮定法

かえるが I were(was) a bird. と言ったら明らかに事実ではありませんよね。仮定法です。

かえる
かえる

I were(was) a bird.

※仮定法ではwereを使うことが多いです。wasも間違いではないが口語的。

でも、これだけじゃあ「過去にあった事実」と区別できないよね

確かに、かえる君の前世が鳥だったかもしれないよね

大丈夫!

フルセンテンスで動詞の形を見ればはっきりわかるよ

仮定法は動詞で判断

If I were a bird, I could fly. (もし私が鳥なら飛んで行けるのに)

動詞の過去形(were)と助動詞の過去形+動詞の原形(could fly)が使われていることに注目です。

「鳥なら飛んでいけるのに」という現在の事を話しているのに、動詞の形は過去形になっていますね。

これが仮定法の基本的な形です。

逆に、昔のことを過去形で話していたら、それは直説法であるといえます。

まとめ:

現在の事を過去形で話していたら仮定法

過去のことを過去形で話していたら直説法

仮定法の基本的な形=If S 動詞の過去形, S’ 助動詞の過去形+動詞の原形

全ては話し手の認識次第

最後に一つ例を見てみよう

AとB の文章の違いは何かな?

A:If you win the game, we will have a party.

B:If you won the game, we would have a party.

「あなたが試合に勝ったらパーティーするよ」って言ってるよね

大体はあってるよ。

大きな違いは話し手の認識なんだ

A:If you win the game, we will have a party.(直説法)

「あなたが試合に勝ったらパーティーするよ」

直説法は事実を語る表現です。

この場合は、話し手が「あなたが試合に勝つ」ことが起こる可能性があることだと思っていることがわかります。

B:If you won the game, we would have a party.(仮定法)

「あなたが試合に勝ったらパーティーするんだけど」

仮定法は妄想を語る表現です。

この場合は、話し手が「あなたが試合に勝つ」可能性は低い・ありえないと思っていることが分かります。

まとめ

英語の仮定法と直説法の違いを説明しました。

仮定法‥妄想を語る(動詞は過去形)

直説法‥事実を語る(動詞は現在形)

という違いをお分かりいただけたかと思います。

英語の仮定法は、言外に、しかし明確に話し手の認識を盛り込むことができる表現です。

一方日本語は、聞き手に解釈をゆだねる余地を残した表現であるといえます。

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