
せっかく英検を受けるなら合格しよう
みなさま、英検受けますか?
英語が好きで受験する人もいれば、イヤだけど仕方ないから受けるか…という人もいるはず。
動機は何であれ、どうせ受けるならできるだけ効率的に学習したいですよね。
ちなみに、既に申し込んだ人はご存じでしょうが英検の受験料は以下のようになっています。
1級 | 準1級 | 2級 | 準2級 | 3級 | 4級 | 5級 |
10,300円 | 8,400円 | 7,400円 | 6,900円 | 5,900円 | 3,600円 | 3,000円 |
決して安いとは言えない金額ですよね。
だからこそなおさら、受験するなら一回で合格したいところ。
この記事では、効率的な勉強の仕方、テキストの選び方などをご紹介します。
塾での英検指導で過去問、練習問題を解きまくった私こまちが解説していきます。
英検受験を思い立ったら、まずこれをやろう!
何級を受けるにしても、まずは過去問です。
ここで注意していただきたいのは、過去問が2016年度以降のものであることです。
2016年に改定があり、出題形式が一部変更されたためです。
旺文社のテキストが定番で間違いないと思います。
過去問テキストが手元にないという方、ご安心ください。
2019年度の過去問三回分が、英検公式ホームページで公開されています。
とはいえ、実際に受験するならテキストは持っておいたほうが良いと思います。
電子書籍版もありますので、すぐ手元に欲しい方はこちらが便利です。
音声DLも付いているので、もちろんリスニングも練習可能。
実際に行動することが大事です!
まだ過去問を解いたことが無いあなたが今すべきこと。それは受験する級の過去問を一回分解き、採点をする!
まずはここからです。
そして、受験まで時間が無い方は目次【後は何をしたらいいの?】まで飛んでください。
何点取ったら合格できるの?
これで点数を出して合否判断を…とできればいいのですが、現在はそれができません。(「英検CSEスコア」というものが導入されたため)
理屈は置いておいて、結論から言うと
筆記問題、英作文、リスニングの各分野で6~7割正解すること
これが一次試験合格の目標です。
※4級、5級は一次試験のみです。
得意ジャンルだけで点を稼ぐ!という方法が不可能な仕組みとなっています。
なんで「まずは過去問を解こう」なの?
効率の良い学習には一番の近道だからです。
最初に過去問を一度解くことをお勧めする理由は、勉強方法・追加テキストの選び方を決めるためです。
英検はいくつかの大問に分かれています。(級により異なります)
過去問を解く中で難しく感じた部分はどこだったでしょうか。
ここからは
【問題文の中に分からない単語が多い】
【選択肢の単語が難しい】
の2パターンを想定して解説していきます。
問題文で分からない単語が多い!という人はこれをやろう
お勧めのテキストはこちら『pass単』です。
例として2級、準2級をのせてます。
お勧めの理由
- よく出る順にまとめてあるので効率的
- 巻末索引で辞書代わりに使える
- 音声データをDLできる
過去問演習をしていくなかで『pass単』は辞書代わりとして大いに役立ってくれます。
電子書籍版もあるのでお好みで。
書き込むタイプの練習帳のようなテキストもあります。
個人的にはこっちは不要かなと思っています。
理由はこれ
・掲載されている語はpass単と同じ
・英検は基本マーク式なので、綴りは覚えなくてもいける
・書いたから覚えるとは限らない
こういう人にはお勧めです。
・受験まで時間的に余裕がある
・単語は書いて覚える派
選択肢の単語が難しい!という人にはこちら
実戦形式の語彙・イディオム問題がまとめられています。
【『pass単』で、ある程度単語を覚えてからこちらのテキストに挑戦】
でもいいし
【最初からこちらのテキストに取り組む】
のもよいと思います。
出題された語の意味を覚えるまで繰り返し解きましょう。
大問1の正解率が低い人には特におすすめです。
後は何をしたらいいの?
過去問を全問正解するまで周回しまくってください。特に大問1。
万全を期すなら、過去問以外の練習問題も入手して、全問正解するまで解きまくってください。
英検は出題範囲が無限にあるわけではありません。
類似問題も結構あります。
一度解いたパターンの問題は必ず解けるようにしておくことが大切です。
ですので覚えるくらいまで繰り返す、これに尽きます。
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