
英語学習したい!と思い立ったら、まずはネットの活用がおすすめ!
無料でも使える学習サイトを紹介していきます。
おすすめアプリについては過去記事をご参照ください。

英語の総合学習をしたい人向け
Learn English Online | British Council
英語学習の初心者にこそおすすめ!
こちらのサイトはすべて英語表記なので、英語初心者の方は敬遠してしまうかもしれません。
しかし、初心者にこそおすすめしたい!
【読み書く聞く話す】【文法】【単語】と、このサイトだけで一通りの学習ができるからです。
初歩から上級までレベル分けされているので、易しいレベルから始めていけば大丈夫です。
一味違う単語たち
単語学習のメニューでは、初心者レベルだと yellow, blue など、本っ当に基本的な語を扱っています。
中級レベルでも単語は日本の中学レベルかなあという印象でした。
そして単語のチョイスが一味違います。
【animal】というくくりでcockroach (ゴキブリ)が紹介されていたのにはビビりました・・。
これ、覚えなきゃダメ??
また【Vegetable】の区分で出題されていた courgettes と chard ・・何の野菜かわかりますか?
答えは ズッキーニ・ビーツです。(ズッキーニはアメリカ英語だとzucchiniですね)
単語はすべて写真付きなので、日本語を介さずとも理解できます。
充実のビジネス英語メニュー
面白いと思ったのは【You’re Hired(君を雇おう)】というコンテンツです。
このコンテンツの目的は、企業面接を受ける側、採用する側双方のスキルアップです。
「ある企業のCEOが、自社の販売部長として採用する人物を求めている」という設定でストーリーが展開されます。
面接の様子を動画で見て、設問に解答したり「受け答えのここが良かった or イマイチ」などコメント欄で意見を出したりできます。(コメント欄は結構活発です)
他にも、ビジネス用語【Change Management(変革管理)・ Managing conflict(対立への対処・コンフリクトマネジメント)など】への理解が深まるスクリプト付き動画もあります。
Learn English kids
海外っぽさ全開!子供向け英語サイト
先述の Learn English の子供向け版です。
Learn Englishに比べると、フォントが明らかに丸っこくなります。
サイトデザインもいかにも海外の子供向けって感じです。
英語を使ったアニメやゲームを楽しみながら学習できるつくりになっています。
保護者向けのアドバイスもあります
保護者向けのページでは「子供にどうやって英語を教えたらいいか」「英語への関心をどうやって高めさせるか」など実践的なことを解説しています。
「小学校でも英語に成績がつくようになったから自宅学習させたいけど、教材は何がいいの?教え方は?」という人にお勧めです。
塾講師の経験から言うと、中学生より小学生が断然教えにくいんですよね。
まだ、理詰めで文法を説明するわけにもいきません。
「英語を嫌いにさせないようにしたい、でもある程度は身につけてもらわないと・・」という難しさがあります。
教え方のノウハウが解説されているのは結構ポイント高いです。
注意点としては、全てイギリス英語ということです。
※日本の学校では、大半がアメリカ英語準拠です。
イギリス英語とは 綴り・発音・表現などで若干の違いがあります。
BBC Learning English
サムネが凝ってる
まずお伝えしたいのは、動画や記事のサムネが凝っているということ。読ませる気満々です。
タイトルも「イギリス人のように誇張した物言いをする4つの方法」や「あなたもネット詐欺の被害者になるかも?」(意訳)などちょっと気になるものが多いです。
もちろん基本的な文法や発音解説の動画や記事もそろっています。
News in Levels
パラフレーズが身に付く!易~難の三段階記事
一つのニュースを三段階のレベルで読むことができます。
アメリカ大統領選に関する記事を例に挙げると
レベル1 Joe Biden is the winner.
レベル2 (Biden)became the winner of the battle・・(以下略)
レベル3 (Biden)emerged as the winner of a contentious battle ・・(以下略)
このように、単語や表現に若干の違いがあります。(伝える内容はほぼ同じです)
レベル別記事の比較は、言いかえ表現(パラフレーズ)を学ぶのに最適です。
パラフレーズの重要性
英語では、豊富な語彙を使いこなせる能力が高く評価されます。
例えば、以前読んだある英語記事では「地震の振動」を表す語としてtremor, shake, quiver, agitation と様々な語が使われていました。
※それぞれの語が「異なるニュアンスを表している」というわけではありません。
多様な言い換えを駆使することは「こなれた英文」の一要素です。
ニュースで英語術
音声で英語記事の解説をしてくれる
こちらは『ニュースで英語術』というラジオ番組のスクリプト、和訳を載せているサイトです。
ラジオ音声もネットの【らじるらじる】で聞くことができます。
放送は一回五分。
単語やイディオムなど一文ごとに解説してくれるので、音声だけでも十分理解でき勉強になります。
スクリプト・和訳は単語の綴り確認や復習に役立てるといいでしょう。

英語ニュースに挑戦したいけど難しそう・・という方におすすめ!
ラジオ音声はこちらの【らじるらじる】で聞くことができます。
長くて難しい英文をお求めの方はこちら
「長くて難しい英文をくれよ・・・!!」という挑戦的で意欲的な方におすすめです。
Voice of America
アメリカから中東地域までニュースが揃う
アメリカ国営放送ボイス・オブ・アメリカ(VOA)のサイトです。
VOAは英語アプリの素材としてもよく使われています。
こちらのサイトではアメリカ国内外のニュースを読むことができます。
経済・教育・文化などジャンル別でも記事を探すことができます。
特徴的なのはイラン・イスラエルといった中東地域のニュースが充実していること。
ちなみに2020年11月現在、日本関連の記事はほとんど見当たりません。
唯一発見したのは「日本企業はバイデン氏のゴムマスク制作で忙しい」という記事でした。
もっと他に話題無かったのかな・・
日本に住んでいると日本中心の思考になりがちですが、世界的な関心事が何なのか俯瞰的な視点で見ることができると思います。
The Japan Times
日本国内の外国人向け英語ニュース
こちらは、日本国内の外国人を対象とした英語のニュースをまとめたサイトです。
そのためテレビやネットで既に見聞きした話題が多いかと思います。
記事内容の目新しさには欠けるかも・・・。
しかし、ある程度内容が分かっていれば多少難しい英文にも挑戦しやすくなります。
ニュース記事を英語で読むメリット
例えば「コロナ禍で閉店が増えた」という記事では close up shop (閉店する)
「新総理就任」という記事では take office ( 就任する)など、時事的なイディオムに触れる機会が増えます。
ただし、このサイトの記事に和訳は添えられてので、語句を調べたいときにはひと手間かかります。
コメント