
「あなたはどうですか?」は”How about you?”でしょ?
教科書でやったもん

もちろん、それも間違いではないよ。
ただ、状況によっては違う表現の方が適切な場合もあるんだ。
この記事を読むと
・How about~?
・How is~?
・What about~?
の使い分けが分かります。
話を切り出すときはHow is (was) ~?

例えば、『今日はテストだったはずなのに子供が何も言わない。気になった親が「今日のテストはどうだった?」って話を切り出す』とします。
このセリフを英語で言うと・・How about your test? ではだめなんだ。

え~なんでさ

こちらから話題を振るかたちで「~はどう?」とたずねるときは
How is~?
How was ~?を使うんだ。
「~はどう?」と質問するときにはHow is ~?過去の時にはHow was ~? を使います。
例
A : How was your day? (今日は一日どうだった?)
B:Not bad. (悪くなかったよ)
受け答えの形で「じゃあ~はどうですか?」という時はHow about~?

”How about~?”はどんな時に使えるの?

相手の発言に対して質問・提案の形で受け答える時に使うといいね。
How about~?は、自分から話を切り出すときには使いません。
相手の発言に対し、提案・質問の形で受け答える時に使います。
例
A: I’ve put on a weight recently. (最近太っちゃってさ)
B:How about going to a gym? (ジムに行ってみるのはどう?)

確かに、教科書で見た How about you? も、相手の発言を受けて答える形だったな
What about~?もあるよ

最後にもう一つ
What about~? も紹介しておくね

何か見たことはある表現だね

例えば『学校のクラスでグループ分けをしたんだけど、自分だけ取り残されてしまった』とします

やめろ!

まあたとえ話だから。
で、「おいおい自分はどうなるんだよ!!?」
っていう気持ちを英語で表現するときに使えるのが What about~? なんだ
What about~?は「おいおいちょっと待ってよ」とか「あれ、じゃあこれは?」といった時に使う表現です。
例1
A: Everyone has made groups, right? (みんなグループを作りましたね)
B: What about me?(私は?)
例2
A: I’ve completed the puzzle! (ジグソーパズルが完成したよ!)
B: What about this piece?(じゃあこのピースは?)
まとめ

まとめるとこうなるよ
How about~?相手の発言を受けて、提案・質問するとき
How is~? 自分から話題を切り出すとき
What about~?相手の発言を受けて「ちょっと待って、じゃあ~は?」と聞きたいとき

全て日本語にすると「~はどうですか?」と表現されるので違いが分かりにくいかもしれません。
英語はコミュニケーションツールの一つです。
その表現を使う状況も意識してみると、「実際に使える英語」になっていきますよ。
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