この記事で分かること
・be動詞とは何か
・be動詞の使い分け方(現在・過去)
be動詞とは?

be動詞は、日本語にすると「~である・~にいる」などと訳されます。
存在を表したり、主語に説明を加えたりする働きがあります。

具体例を見てみよう
例:I am a student.(私は学生です)
この文は「私=学生」( I=a student )ですね。
このイコール部分に入るのがbe動詞なんだ、と思ってください。

例をもう一つ
例:The house is in the city.(その家はその街にある)
この文も同様に考えられます。
「その家=その街の中」 (The house = in the city)
イコール部分にbe動詞を置くと、「~にある」という意味の文になります。
be動詞は見た目が変わっても同じ意味・使い方

be動詞は【原形・現在形・過去形・過去分詞形】と4パターン変化します。
このうち【原形・過去分詞】はちょっと特殊なので今回は扱いません。

be動詞の現在形・過去形を確認しよう
現在形 | is・am・are |
過去形 | was ・were |
is am are was were と5つの動詞が出てきました。
見た目はみんな違いますが、大丈夫!使い方・意味はみんな同じです。
使い分けのポイントは
1・文中の時間(現在形か過去形か)
2・主語の数(1人か複数か)
の2つ!
is を使う時
isを使う時
1・時間⇒現在形
2・主語⇒I・You 以外の一人(一個)

例:He is my friend.(彼は私の友人です)
He=my friend( 彼=私の友人)という文です。
例:The bag is mine.(そのバッグは私の物です)
The bag=mine(そのバッグ=私の物)
amを使う時
amを使う時
1・時間⇒現在形
2・主語⇒ I

例:I am four years old. (私は4歳です)
I=four years old (私=4歳)

I の時しか使わないから、一番覚えやすいね
areを使う時
areを使う時
1・時間⇒現在形
2・主語⇒You ・あるいは複数
「複数」とは、2人(2個)以上のことです。

例:You are happy.(あなたは幸福だ)
例:We are happy.(私たちは幸福だ)
例:You and I are happy. (あなたと私は幸福だ)

be動詞の位置にイコールを置けることを確認してみてね。
※You は「あなたは」と訳されることが多いですが、「あなたたちは」もYouと表現されます。
wasを使う時
wasを使う時
1・時間⇒過去
2・主語⇒I・あるいはYou以外の単数

例:I was in Japan last year.(去年、私は日本にいた)
例:He was in Japan last year.(去年、彼は日本にいた)

am・isの過去形と考えてもオッケーです
wereを使う時
wereを使う時
1・時間⇒過去
2・主語⇒You・あるいは複数

例:You were busy.(あなたは忙しかった)
例:They were busy.(彼らは忙しかった)
例:The students were busy.(その学生たちは忙しかった)

areの過去形と考えてオッケー
まとめ
be動詞の使い方について説明しました。
使い分けのポイントは
1・時間(現在形か・過去形か)
2・主語(単数か複数か)
の2点です。

「主語の数・文中の時間」は英文法全般で大切なポイントだよ
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